イヌイットのバッグはカラフルな組色オーダーが多いのですが、実は、豊富な色を組み合わせる鞄ならではの見えない苦労があります。まったくの舞台裏ネタですが少しご紹介します。
写真のような組色ラインを入れて、さらに分割するような部分のステッチは最も地味に手間がかかる作業なんです。
ステッチの色糸を都度、何度も変更してステッチ縫製することになります。
色糸を変更するのも手間なのですが、それ以上に大変なのが糸同士をしっかり結んで裏側通して始末する作業。写真のような場合はこの部分を完成させるだけで40分以上要します。なかなかの作業です。
イヌイットのカバンは、こんな感じで手間をかけて心を込めてひとつひとつ仕上げています。お客様の「素敵~(#^.^#)」という声がなによりのビタミンです。